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2017年4月17日 (月)

4月15日(土曜日) 横田カンファレンス参加報告

今日は、毎年実施されている横田カンファレンスの日。
全国の自家用パイロットがRJTY横田基地に集まり、米空軍と一緒に関東の空の交通や安全を考えるイベントです。
JMGCからは3機、大利根飛行場からは実に6機が横田飛行場へフライインしました。
当日の模様をお伝えするレポートをいただきましたので、ご紹介です。

◆楽しいフライインは苦行かも??

藤沼です。 最近のイベントは天気に泣かされることが多いです。
今回は、週間予報では晴れの予報が出ていて、これで雨男の汚名返上、名誉挽回と意気込んでました。
しかし、開催日に近づくにつれ、

「暖かい週末になりますが15日(土)は花散らしの強風になりそうです。」
「季節外れの寒気が入り、関東の午後は雷雨になる所も出そうです。」

との不穏な予報になります。
そのまま、土曜日に突入~

土曜日朝、朝6:30に参加者の皆様7名が勢揃い。
天気予報を加速したかのように早朝から風がビュ~ビュ~。
ただ、幸いにも230~240°10kt程度。何とか離陸できそう。
でも、予報はさらに強まり、午後2時頃には"TSRA"のTAF。
悩ましい天気のところにAOPA事務局から「横田は穏やかです。帰りの時間は繰り上げるなど調整しますから是非フライインを。」との連絡をいただきましたので、C172とG109B×2機の3機が順番に離陸。
離陸直後はガシガシ揺られましたが、守谷上空を過ぎた辺りから穏やかな気流になり、順調に大宮-川越を通過して08:30頃、RJTY R/W18に着陸!!

着陸後は、着陸順に小グループに分かれ、タワーやラプコン(レーダー)、最新型輸送機C-130"J"を見学したりしました。
10:40から本題の横田カンファレンスが下士官クラブEnlisted Clubのホールで開かれます。
いくつかの米軍部隊が普段の飛行訓練エリア、飛行内容などの概要を説明して、横田APPの空域やレーダーサービスの主旨や注意事項を説明してくれます。
普段、横田APPへのコンタクトはネイティブ英語のため少々ためらうこともありますが、このような情報は積極的にコンタクトするメリットが分かります。
折角の有効なカンファレンスですが、天気の崩れが気になります。スマホやMobileで天気を見ると予報通り風が強くなっています。
後ろ髪を引かれながら12時前に、カンファレンスを中座して帰路に着くことに。

12時過ぎにWind200° 13kt/G23ktの中、離陸。藤沼の操縦するC172は自衛隊立川基地をクロコンして新宿経由で大利根に。
13時頃大利根FLT SVCにコンタクト。地上の風は220°/13ktG23ktとの情報。
1stアプローチのC172はあまりの風の強さにGo around、後続の機体は次々に着陸。C172もリトライして着陸。無事帰着。

さて、そんな横田カンファに初参加のJMGC会員の林さん、そしてハンターことF本さんからレポートをいただきました。

◆林さんのレポ

4月15日(土)、待ちに待った横田カンファレンスの日がやってきました。
数日前より帰投時の天候が心配されていましたが、6時に大利根飛行場に着いてみれば、かなりの強風。。。これは想定外でした。
JMGCからはJA2351・JA09AW・JA3946の三機でのフラインインを予定しており、藤沼教官を中心にメンバーでのブリーフィングを開始。
やはり午後の天候が心配で、横田から大利根へは空路では帰ってこられないかもしれない、よってフライインするべきか車で横田を目指すか7時に最終判断をしようということに。
そして7時になりましたが結局、誰一人、車で横田へ向かおうとは言い出さず・・。
はい、私も皆さん絶対そうであろうと思っておりました!
まずは横田へフラインインして、帰りの天候次第では大島へダイバードし、明日大利根に戻ればいいじゃないか!という事で、万が一に備え燃料を満タンにしていよいよ出発です!

私は増井機長と共にJA09AWへ。
タキシングに影響出るほどの強風の中、無事に離陸するも揺れる揺れる・・・。
野田上空辺りで東京TCAに何度もコンタクトを試みるも、全く応答無し。
おっと、東京TCAのオペレーションは朝8時からなのですね。

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新宿付近を飛行中

その後、先行のJA2351に追いつきましたが、こちらに気が付いてないと知ると増井機長は相手の上方へ出て大胆に翼振り振りでご挨拶。

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JA2351と遭遇!

しばしJA2351とランデブー飛行の後、横田APPへコンタクトし、指定ポイント(KATANA)を目指します。横田APPには次々と横田カンファレンス参加機がコンタクトしてきており管制官はとても忙しそうでした。
オーバヘッドアプローチの後、横田基地に着陸するも、翼の長いモグラのパーキングエリアは他の小型機とは完全別エリアでなんだか特別扱い??嬉しい様な、嬉しく無い様な(笑)
横田基地では管制塔やレーダールーム、管制官教育用シュミレーターシステムルーム、最新のハーキュリーズ、C-130J機のカーゴルームやコックピットまでも見学させて頂き大満足でした。
その後、実際の会議「MID-AIR COLLISION AVOIDANCE」に参加し、関東におけるIFR/VFR機の集中空域や横田APPとのコンタクとにおける注意点などの講義を拝聴しましたが、午後にサンダーストームの予報が出てしまっていたことから、当初の予定より大幅に早く会議を退席させて頂くこととし、新宿経由のルートにて帰路へ。

フライトサービスから大利根の風は最大20ノットとの情報を入手、強風によるもの凄い編流による緊張の中、JA3946に続いて大利根へファイナルアプローチ開始です。
増井機長の抜群の技術にて無事ランディング、ラダー踏み切っての着陸だったとのこと。増井機長、行きも帰りも本当に有難うございました!
また最後になりましたが今回の参加に関し種々のアレンジ、ご判断ご協力をして下さったJMGCの職員、教官、メンバー皆様に深くお礼申し上げます。



◆F本さんのレポ

今日は本当に勉強になりました。
飛行乗り始めて3年くらいになりますが、今回は、様々な面で、本当に、大きな収穫がありました。

普段、沖縄にいると、(編者注・・F本さんは、現在沖縄にお住まいです)米軍=全く良い印象はありません。

  米軍=沖縄の朝刊1面はいつも基地問題です。
  米軍=父母や祖父母を殺された人が沢山います。
  米軍=軍人を見るのは酒場やレジャー施設ばかりです。
  米軍=戦闘機の騒音は本当にうるさいです。
  米軍=環境を破壊し、遊んでいる印象しかありません。

しかし、今日1日で、少し違った見方もしなければならないことを学ばせていただきました。

3日前シリアに超大型爆弾が投下され、今朝は、北朝鮮で弾道ミサイルがパレードしましたが、明日にも、緊急出動し、死ぬかもしれないという彼らの緊張感・使命感が、今の日本を守っているといっても過言では無いと肌で感じました。

軍備の拡大や戦争には、やはり賛同し兼ねますが、今の世界情勢と日本のおかれた立場を考えると、もっと敬意を払わなければならないと思いました。

沖縄でも、5つくらいのキャンプで年に1~2回、地域住民向けのフェスティバルがありますが、単なるお祭り事に終わらせるのではなく、今回のように、もっと米軍の活動についてきちんと説明すれば、色々と理解・協力が進むと感じました。

来年もまた行ければと思っています。
貴重な機会をいただいたきことを心から感謝しております。

結局、帰路は強風で大変でしたが全機無事帰還。
このあたりは後編をお楽しみに!


(画像提供・林さん)

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