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2009年7月20日 (月)

7月19日(日)

20KTの風でクラブ員は少なめでしたが、飛んでいました。
八丈島から流刑人が島抜けしていました。日食観測に出かけるそうですが目的地の天気
が悪いので悩んでいました。
Photo












2機のスーパーディモナが翼を揺らしながら、(イエイエ、強風で揺れているのです。
決してパイロットが揺らしてるなんて、言っていません!!)
1日中飛んでいました。

「トランスポンダーの搭載」について。

先日、航空局からトランスポンダーの搭載に関する航空法施行規則の改正方針案が送られてきました。

この改正は、平成21年11月19日に改正され、施行より2年間の猶予期間が有ります。
現在、ELTもこの猶予期間中で、平成23年には406MHz対応のELTを全機搭載しなければなりません。

さて、このトランスポンダーの改正では、「動力の無い滑空機を除き、全ての航空機(飛行機、回転翼航空機、滑空機及び飛行船)はモードCトランスポンダーを装備しなければならない」と改訂されるようです。

現在、上記改正に対してのパブリックコメントを7月23日までに出さなければなりません。

空域が増々複雑化する現在、ツアリング型のモーターグライダーへのトランスポンダーの搭載は致し方ないと思います。しかし、98%動力の無い滑空機である、セルフロンチング型のモーターグライダーへの搭載は、バッテリー等解決しなければならない問題が多々存在します。

しかし、ある一部のセルフロンチ型のモーターグライダーは、むしろ絶対にトランスポンダーを搭載し、ATCとコンタクトしながら飛ばなければならない飛行を指向しており、その人達は、むしろ積極的にトランスポンダーを搭載しています。

現在、昨年の耐空検査の実績から、どのくらいの機数が搭載されているか、調査中です。

現在、モーターグライダーの登録数は、ツアリング型83機、ソアリング型46機が登録されています。(全機が耐空検査を取っているとは限りません。また、明らかに全損の機体でも、抹消登録されていない機体も含まれています。)

現在までに集まって来ている所、以下の通りです。

ツアリング型、47機 ModeC搭載22機、ModaA搭載19機、非搭載6機
ソアリング型、37機 ModeC搭載 9機、ModeA搭載1機、非搭載27機

さて、ドイツはどうなっているかと思い、聞いてみた所、以下の通りでした。
少し長くなりますが、全文をそのまま掲載します。

in Germany the regulation is as follows:

- _all_ aircraft (so, including gliders, ballons, etc.) need a Mode-S
  Transponder in Airspace "C" and "D" (except CTRs)
  (there is no airspace "B" and "A" in Germany)
  and in so called "TMZ" (Transponder Mandatory Zones) which are mostly
  installed above medium airfields with some IFR-traffic - otherwise
  that airspace is class "E" and does not require a clearance by
  ATC to enter.
  (TMZ are rare, I think there are only four or so in whole Germany.)

- _all_ aircraft _except_ those in "operation mode" "glider" need a
  Mode-S Transponder above 5.000ft MSL _or_ about 3.500ft above GND,
  whichever is _higher_ (=> so, flying in 13.000ft above a 10.000ft
   high mountain in the alps does _not_ require a transponder for
   _any_ aircraft.)

  "operation mode" "glider" means: Either a pure glider or a motor-
  glider with the engine switched "off".
  (There is no difference between e.g. a Discus-bT or a Grob 109 in
   this regard.)

Example, say you have a DG-400:

You can make a self launch at a controlled airfield, climb to 3.500ft
above the field (or 5.000ft above MSL) switch off and retract the engine
at 3.500ft and continue climbing in a thermal or wave lift.

The DG-400 does _not_ need a transponder in this case.

It's not the best regulation - especially as in my impression most ATC-
units switch off aircraft squaking VFR from their radar screens anyway -
but it's a real-world solution allowing many gliders, motorgliders,
balloons, ultralights etc. to fly without a transponder.
Without compromising safety in airspaces which are used by a considerable
number of IFR flights.

Also ATC can grant exceptions from the above rules, if "the safety of
(any) aircraft is not compromised".
Exceptions are rare, though.

Hope this helps,

正確な数字は分かりませんが、軽飛行機1万機、グライダー1万機、モーターグライダー1000機を有するドイツでも、空域によって、制限しているようです。

オーストラリアでも同じように、全ての航空機に搭載するような改訂が有ったようですが、
滑空界は反対し、現在は滑空機と動力滑空機への搭載義務は無いようです。

ワールドスタンダードを指向するならば、まず空域をワールドスタンダードにするのが先決と思ってしまうのですが、、、、、

どちらにしろ、セルフロンチ型(サステナー型)のモーターグライダーにとってはかなり重大な問題ですので、どこの団体を通じてでも、活発な意見を航空局へ伝える必要があります。

(文:中澤愛一郎 写真:啓文)































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